インタビュー
必死に考えて、試行錯誤しながらできるようになった時の喜びは忘れられない!
製造山田 さん (2018年・中途入社)
仕事内容紹介
私は再研磨部門に所属しており、加工機のオペレーターとして切削工具の再研磨を行っています。切削工具の中でもドリルを担当しています。ドリルは穴をあける工具ですが、お客様が使用して摩耗や刃欠けをした工具を、機械で加工して新品同様に使用できる状態に戻すことをしています。
ドリルの形状は角度や長さ、幅などの寸法が細かく設計されており、図面通りの寸法になるように加工していきます。
加工する前段階として、油を通すためのオイルホールの穴詰まりがないかの確認業務、再研磨回数の刻印業務、 刃欠けや摩耗が酷い場合はお客様の了承を得てから切断しグラインダーで荒取りをするなど、オペレーター以外の作業も様々あります。
青山製作所はOSGのメーカー再研磨を行っているため、新品に近い切削能力のある製品を作ることが可能となっております。
チャレンジしやすい環境が技術力向上につながっています。
同じ作業を淡々とやるというわけではないので、常に新鮮でおもしろさを感じながら仕事に取り組めています。
特に、今まで加工した事無い加工ができる様になった時にやりがいを強く感じます。
難しい加工をする時は、先輩方に加工方法を教えてもらいながら、実際に自分で加工をして進めていきます。
初めのころは、分からないことは自分で考えることなく全て先輩方に聞くことにしていました。しかし、仕事にも慣れてきたある時に、「自分で考えて補正して加工してみたら?」と言われてチャレンジさせてもらいました。必死に自分で考えて、色々試行錯誤しながらできるようになった時の喜びは今でも忘れません。
先輩方のフォローもあり、新しい事にもチャレンジしやすい環境なので技術力向上にもつながっています。
知識と技量を高めて、まだ加工したことのない製品にも積極的にチャレンジ。
ドリル班に所属して約5年が経ちましたが、まだ加工したことの無い製品がたくさんあります。
なので、そのような製品の加工に積極的にチャレンジしていきたいです。その為には、製品知識の強化や機械性能の把握、加工能力の向上が必須なので、身に着けられるようにしっかりと取り組んでいきたいと思います。
また、ドリル班であっても別の工具であるエンドミルの加工もしていますが、プログラムデータの作成はやったことがありません。
なので、エンドミルの加工をデータ作成から出来る様になりたいです。エンドミルはドリルと違って刃の枚数が多く、ねじれが不等な製品も多くある為難しい点があります。刃の枚数が多い分底刃加工では小さい砥石や振り角の調整などをしなければ他の刃に干渉してしまうなどの問題もあります。
それらの問題も知識と技量を高めて自ら乗り越えながら、プログラムデータの作成から加工まで全てできるようになりたいと思います。
社員同士のコミュニケーションが取りやすいのも青山で働く魅力のひとつです。
成果や過程をしっかりと評価してくれて、みんなが活躍できるチャンスや環境がある会社です。年齢が若くても努力次第で職制を任せてもらえるチャンスがあるのも魅力的です。
また、自部署だけでなく、会社全体で社員同士のコミュニケーションが取りやすいのも魅力のひとつです。工場も3拠点ありますが、社内SNSのTUNAGがあることによってコミュニケーションが活性化されているとも感じています。
上司にも自分の意見を言いやすく、相談もしやすい環境を作って頂けるので、今後の目標設定やチャレンジしたい取り組みなどもしっかり話し合えます。
工場全体の朝礼や社内SNSで目標などの共有もできており、社員全員が同じ方向を向いて進むことができます。
そして青山製作所はその目標達成に向かって社員全員が一丸となれる会社だと思っています。